2024/9/16 更新 NEW!
2022/6/20 更新 NEW!
2023/9/12 更新(7.装備パスポート) NEW!
以下の選手提出書類リストに基づき、必要書類を確認してください。
カヌー競技には、脊髄損傷、下肢切断、片麻痺、二分脊椎など、「主に下肢に障害のある選手」が参加します。
選手は障害の程度によって3つのクラスに分かれて競技を行います。
・L1 |
胴体が動かせず、肩と腕の機能だけで漕ぐことができる選手です。 主に腕と肩の両方、また腕か肩を使ってカヌーを操作できる選手。座位でバランスをとることが困難な選手。胸髄損傷また上位腰髄損傷などの選手がこれに該当します。 |
・L2 |
胴体と腕を使って漕ぐことができる選手です。下肢の機能が著しく弱いため、継続して踏ん張る、または腰かけてカヌーを操作することが困難な選手。腰髄損傷の選手などがこれに該当します。
|
・L3 |
腰、胴体、腕を使うことができ、力を入れて踏ん張る、また上半身と腰でカヌーを操作することができる選手です。下肢切断などの選手がこれに該当します。 |
クラスにはカヤックを表す「K」、またアウトリガーカヤックのヴァーを表す「V」をクラスの前につけて表記します。
例えばカヤックのL2クラスですと、「KL2」という表記になり、ヴァーでL1ですと、「VL1」となります。
もし、障害者カヌーの選手を目指し、国内また国外の大会に出場したい場合は、自分が上記のどのクラスに属するのかを決めてから出場申し込みなどをする必要があります。
この際、選手が自身のクラスを決めるのではなく、「クラシファイヤー:クラス分け委員」が判定を行います。医学的、能力的な観点から判定しクラスを決めていきます。
レースの前にはクラス分けの判定、チェックが行われますので、選手は一部例外を除いては必ず受けて頂くようになります。